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やがて伝説と言われる日。

「勝ちます」と言い切れる理由

5月2日。

井上尚弥vs中谷潤人の世紀の一戦。


試合まで残り2週間、本人がXでこんな言葉を残していました。


「残された時間を自分自身とどう向き合うか、何を感じて過ごすかこの与えられた最高の環境に感謝しながら残り2週間大切に過ごします。⒌2は勝ちます」


この短い文章、すごく静かなんですけど、いろんなものが詰まってるなと思って。

思わず記事にしました。


…と、その前に少しだけ。

今回の試合がなぜ「世紀の一戦」と言われるのか。

理由はシンプルで、

最強と最強がぶつかるから。


井上尚弥“モンスター”


中谷潤人“ビッグバン”


どちらも、自分の階級で「もう相手がいない」と言われてきた選手。

その2人が、逃げずに向き合う。

しかもこれは、

日本人対決。

最強 VS 最強。

細かいことは抜きにして、それだけで十分すぎるカードだと思います。


その上で、さっきの言葉に戻ると。

まず、「残された時間をどう向き合うか」。

ここに“焦り”は感じないんですよね。

やるべきことはもうやり切っている人の言葉というか。


量でどうにかするフェーズは終わっていて、あとは“どう過ごすか”の精度を上げる段階。


これって仕事でも同じで、ある程度やり切った後って、むしろ余計なことをしない方が結果が出たりする。


次に「何を感じて過ごすか」。

ここ、個人的に一番好きな部分です。

普通は「何をするか」に意識が向きがちなんですけど、トップの人って「どういう状態でいるか」を大事にする。

緊張してるのか、落ち着いてるのか、不安なのか、整っているのか。

同じ技術でも、状態次第で結果は変わる。

リングの上って、それがそのまま出る場所なので(リングに立ったことないですが笑)。


そして「与えられた最高の環境に感謝」。

これってすごくシンプルなんですけど、一番ブレない軸になる考え方。

足りないものに目を向けると不安になるし、あるものに目を向けると落ち着く。

人って意識の向け方ひとつで、パフォーマンスが変わる生き物なので。


「残り2週間大切に過ごします。」

特別なことは言ってないのに、“当たり前をやり切る覚悟”が伝わってきます。

結局、こういう時期に奇抜なことをする人より、普通のことを丁寧にやれる人の方が強い。


最後の「⒌2は勝ちます」。

シンプルだけど軽くない。

この一言が重いのは、それまでの積み重ねがあるから。


ボクシングって、どれだけ準備しても“一発でひっくり返る競技”です。

それでも言い切れるのは、“それ込みで勝つ準備”をしてきたからなんだと思います。


こういうマインドだから強いんだろうなって思う。

強いからこういうマインドなのか、こういうマインドだから強いのか。


正直、どっちかは分からないけど、たぶん両方なんだと思う。

だからこそ、ずっと最強でいられる。

周りからの期待。自分自身への期待。

その両方が、同じだけのプレッシャーになる。

普通なら、押し潰されてもおかしくないと思う。


でも本人は、それを「強さに変えられるのが自分の強み」と言っている。


いろんな人が口を揃えて言うのは、結局そこなんだと思う。

技術でもフィジカルでもなく、

メンタルがモンスター。


井上尚弥選手は、その頂に立っている数少ない存在。

むしろ、歴史の中でもそこまで登りきった人がどれだけいるのか分からないくらい。

これだけの実績があって、それでもなお上を目指し続ける。

しかも、その過程をどこか楽しんでいるように見える。

それって、かなり異常だと思う。


本当にすごい人って、言葉で表現しきれなくなる。

結局、

「すごい」

しか出てこない。


でも、その一言の中に、ちゃんと全部詰まってる気がします。

同い年で、同じ神奈川出身。

正直、日本人対決だとどっちにも負けてほしくないと思うけど、

それでも今回は、井上尚弥を全力で応援しています。


残り2週間。

僕も楽しみにしながら、毎日感謝してやり切ります。



 
 
 

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