「思い出にも、配当があると思ってる」
- kakuwamasato
- 4月12日
- 読了時間: 2分
部活やってた頃のこと、たまに思い出すんですよね。
その中でも一番きつかったのは、高一の夏。
ある練習試合で負けたんですけど、ただ負けたっていうより“負け方”がよくなかった。
試合後、コーチはブチギレ。
Bチームが試合してる間、Aチームは裏で罰走。
しかも相手の高校で走らされて、もういろんな意味で最悪でした。
そのあとミーティングで怒られて、「今日はこれで終わりか…」って空気だったんですけど
急に「このまま学校戻って練習するから」
チーム全体が察して、どんよりした空気になってました。
学校に戻ってからは、2〜3時間くらいひたすら走って、
倒れて部室に運ばれる部員も何人かいて。
やっと終わりかと思ったら、次はグラウンド。
サッカー部だよね?
陸上部じゃないよね?ってくらい、また走る。
あの日ほど走った日は、たぶん今までないと思います。
正直、思い出すだけでちょっと気持ち悪くなるし、もう二度とやりたくはないです笑。
でも、不思議と忘れたくもない。
あの日、自分が何を考えてたかっていうと
「辞めたい」とか、「なんでやってるんだろう」とか、そういうことはあまりなくて
ただ、目の前のきつさに対して、ひたすら向き合ってた。
何のためにやってたのかなんて、途中からよく分かってなかったです。
負けたからなのか、
強くなるためなのか、
メンタルを鍛えてたのか。
正直、よく分からない。
でも、とりあえずみんなで頑張ってた。
それだけははっきり覚えてます。
で、社会に出てから思うんですよね。
しんどいことがあっても「あの時に比べたらまだいけるな」って。
あの一日が、自分の中の基準を上げてくれた。
あの経験があったから、踏ん張れた場面って結構あったと思います。
当時は、何ももらってないと思ってたけど
時間が経ってから、ちゃんと返ってくるものってあるんだなって。
しかも、ちょっと利息ついて。
これが、自分にとっての“思い出の配当”なのかもしれないです。





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