髪が整うと、気分も晴れる。梅雨を軽やかに過ごすためのケアの話
- kakuwamasato
- 2025年6月17日
- 読了時間: 4分
梅雨の髪広がり対策|ケア・カット・習慣まで、美容師が本気で伝えたいこと
こんにちは!!
梅雨になると、髪が広がる、まとまらない、うねる……。そんな悩みを抱える方はとても多いです。
「朝はちゃんとセットしたのに、外に出たらボワッと広がって気分も下がる」
この季節ならではの髪トラブルに対して、美容師としての視点から、
髪が広がる原因
どうすればまとまりやすくなるか
僕が美容師として一番大事にしていること
を、まとめてお話しします。
髪が広がる主な3つの原因
1. 髪の乾燥・ダメージ
髪の内部が乾いていたり、ダメージで中身がスカスカになっていると、湿気を吸収しやすくなり、結果的に髪が広がってしまいます。
特にブリーチや頻繁なカラー・パーマをしている髪は、キューティクルが開きやすく、外からの水分を吸いやすい状態です。
髪の中のたんぱく質や水分が抜けた状態では、見た目も手触りも悪くなり、まとまりもツヤも出ません。
2. クセ毛・うねり
もともとのクセや髪の形が均一でない方は、湿気によってうねりが強調されやすくなります。
特に部分的なクセがある場合、全体のバランスが崩れて広がりやすく、「今日はやけにクセが気になる…」という日は、湿気の影響を強く受けている証拠です。
ここで言うクセは“生まれつき”のクセで、年齢とともに出てくるクセとは対処法が異なります。
3. カットの仕方・量感のバランス
意外と盲点なのが「カットの影響」。レイヤーを入れすぎたり、軽くしすぎると、逆に毛先がパサついて広がって見えることもあります。
特に毛量が多くてクセのある方は、「軽くしてほしい」と伝えた結果、すかれすぎてしまいパサパサ・広がりが悪化することも……。
"すかずに軽くする"。この矛盾したような要望を叶えられる美容師こそ、多毛・クセ毛の扱いに慣れていると言えます。
梅雨でもまとまりやすい髪にするには?
1. 自宅ケアの見直し
シャンプー・トリートメントを髪質に合ったものに。ドライヤーの使い方や、洗い流さないトリートメントの使い方など、"基本"を丁寧にするだけでも、髪のコンディションは変わります。
2. 無理な施術をしない
必要以上のカラー・パーマはダメージの元。今の髪の状態にとって"必要な施術"だけに絞るのが重要です。
3. 美容師との信頼関係
髪の状態や理想の姿をしっかり共有し、「やった方がいいこと」「今はやらなくていいこと」を見極めてくれる美容師と出会えると、髪の変化も早いです。
たとえば僕のサロンでは、カット+カラーで予約いただいても、髪を伸ばしていて長さも量感も気にならなければ、「今回はカットなしで大丈夫ですよ」と正直に伝えます。
僕が一番大切にしているのは「ケア」
仕上がりで言うなら“ツヤ”。それがすべての土台になるからです。
どれだけカラー剤にこだわっても、どんなに丁寧にパーマを巻いても、ベースの髪が傷んでいたら、綺麗には見えません。
逆に、ケアをしてツヤが出ただけで、「まるで全体カラーしたみたいに綺麗!」と喜んでくれるお客様もいらっしゃいます。
長く通ってくださってる方からは、「昔は月1通い詰めてケアしてたのに、今は来る頻度が減っても髪が綺麗」「前は染めないとキンキンが気になってたけど、今は周期だから来ただけで、まだ平気だった」という嬉しい声もいただきます。
これは、日々のケアの積み重ねと、“やること・やらないこと”の判断の結果だと感じています。
負のループを断ち切ろう
傷んだ髪にカラーする
→ 色が入りにくいから塗布時間が長くなる
→ また傷む
→ 乾かすのに時間がかかる
→ ドライヤーやアイロンの熱でさらに傷む
→ 広がって見える
→ 毎日アイロン
→ 色落ちする
→ すぐ美容室に行く
こんな負のループに、心当たりのある方も多いはず。
僕の目指す美容は、そのループを断ち切って、「無理なく綺麗をキープする」ことです。
髪と一緒に育っていく感覚を大切に
髪は、扱い方次第で本当に変わります。
僕は、お客様の髪を“育てていく存在”だと感じています。
たとえば、施設で育てた子どもが優しい里親に引き取られて、久々に会いに来てくれた。でもその子が、ガリガリに痩せて、体に根性焼きのような跡があったら……。
僕にとってそれは、
シャンプーやトリートメントを怠った髪 → 栄養のない食事(お菓子だけ)
毎日の高温アイロン → 根性焼き
に見えてしまうことがあります。
せっかく手をかけて送り出したのに、ボロボロになって帰ってきた髪を見たら、やっぱり悲しいです。
だからこそ、髪が喜ぶ「ごはん(ケア)」や、「正しい生活(施術と習慣)」を届けたいと思っています。
最後に
梅雨の髪悩みは、一時的なものと思われがちですが、実は日頃のケアや習慣、施術との付き合い方で大きく変わります。
「もっと綺麗にしたい」「楽にしたい」その気持ちに正直でいていいんです。
ただ、頑張りすぎると髪も疲れてしまいます。
無理なく、できることからで大丈夫。
髪のことでわからないことがあれば、どうぞ気軽にご相談くださいね。






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