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最悪の夢が教えてくれたこと


先日、とても嫌な夢を見た。


人として扱われず、逃げたくても逃げられず、尊厳なんて存在しないような世界。

正直、今まで見た夢の中でもかなり酷い部類だったと思う。


でも不思議なことに、夢の中の自分は少し冷静だった。

「これは夢だな」

そう思いながら、

「人間の最底辺ってこんな感じなのかもしれない」

と考えていた。


もちろん現実にはそんな経験をしたことはない。

でも夢の中で想像したその世界は、いじめを題材にしたドラマなんかより、

はるかに酷かった。

人間の想像力はすごい。

希望も作れるけど、絶望も無限に作れてしまう。


そして夢の中で考えていた。

今の自分はどれだけ恵まれているんだろう。

朝起きられること。

好きな仕事があること。

会いたい人に会えること。

自分で選択できること。


普段は当たり前になってしまっていることばかりだ。


夢の内容は最悪だった。

でも目が覚めたときに残ったのは恐怖じゃなかった。

感謝だった。

人生は上を見ればキリがない。

もっとお金が欲しい。

もっと時間が欲しい。

もっと評価されたい。

そう思うこともある。


でも、たまには下を見ることも大切なのかもしれない。

それは誰かを見下すためじゃない。


今、自分が持っているものに気づくためだ。

夢も思考も、まずは一旦受け入れる。


今回の夢はそんなことを考えさせてくれた。


内容は二度と見たくないけど。



 
 
 

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