共感したつもりが、共感されていなかった話
- kakuwamasato
- 6 日前
- 読了時間: 2分
先日、お客様との会話でこんな話になりました。
「角和さんって緊張することあるんですか?」
たぶん緊張とは無縁に見えたんだと思います。
でも実際はその逆で、僕は結構な緊張しいです。
人前で話す時は手が震えることもありますし、喉もカラカラになります。
砂漠にいるのかってくらい。
砂漠に行ったことはないんですけど。笑
だから、
「もちろんありますよ」
と答えました。
するとお客様も、
「私も緊張するとダメなんです」
と。
テストでも本番でも、緊張するといつもの力が出せなくなる。
その不安が大きいんですよね、と話してくれました。
僕も昔からそうでした。
テストの時なんて、手が震えることもありました。
だから共感したつもりで、こんな話をしました。
「でも緊張するってことは、それだけ頑張った証拠だと思うんですよね」
そして、
「もし緊張して80%しか出せないなら、120%準備しておけばいいと思うんです」
すると返ってきたのが、
「それができたら苦労しないです(笑)」
でした。
たしかにその通りです。
その瞬間は笑って終わったんですが、後から考えてみると、僕は共感したつもりで、実は共感できていなかったのかもしれません。
相手が欲しかったのはアドバイスではなく、
「私も同じですよ」
という安心感だったのかもしれない。
美容師という仕事をしていると、どうしても答えを探す癖がつきます。
髪の悩みがあれば解決策を考える。
うまくいかないことがあれば改善策を考える。
だから会話でも、つい答えを出したくなる。(男は特に)
でも人はいつも答えを求めているわけではないんですよね。
ただ、
「わかるよ」
と言ってほしい時もある。
今思えば、
「僕も今でも緊張しますよ」
だけで良かったのかもしれません。
歳を重ねても、人との会話から学ぶことは本当に多いです。
共感って簡単そうで難しい。
そして、共感したつもりになっている時ほど、実はできていないのかもしれません。
そんなことを考えた一日でした。





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