top of page

胃が痛くなるくらい、真剣


緊張できるって、悪くない


お客様が、明日から社会人になるそうです。

「1週間くらい、緊張で胃が痛いんです」

そうやって笑いながら話してくれました。


その話を聞いて、なんだかいいなと思ったんです。

緊張って、つい悪いものみたいに扱われがちですよね。

でも僕は、そうは思っていません。

どうでもいい場所では、緊張なんてしない。

どう思われてもいい人に会うときも、緊張なんてしない。

緊張するってことは、ちゃんとやりたいと思っている証拠。

ちゃんと向き合おうとしている証拠。

それだけ真剣ってことなんだと思います。


僕もアシスタントの頃、毎月カットのテストがありました。

最初の5分くらいは、手が震えまくり。

本当に、びっくりするくらい震えてました。

でもそのとき、ふと思ったんです。

「あ、これだけ緊張するってことは1ヶ月ちゃんと練習頑張れたってことだな」って。

緊張している自分を否定するんじゃなくて、“ちゃんと本気だった証拠”だと受け取れた。

だから、あの感覚は嫌いじゃなかった。


今でも、人前で講師をするときは手汗びっちょりですし、内側ではしっかり震えてます。

でも不思議と、周りからはそう見えないみたいであまり心配もされません(笑)


大人になるにつれて、経験は増えていく。

できることも増えるし、緊張する場面は減っていくかもしれません。


でも、緊張がなくなることが成長とは限らない。

もしかしたら挑戦する場所に立たなくなっただけ、なんてこともある。


だからこそ僕は、この“少しの緊張感”を忘れたくないと思っています。

今日のお客様は、今日しかいない。

慣れでこなすこともできるかもしれない。

でもそれは、自分がなりたい姿じゃない。

少しだけ背筋が伸びる感覚。

少しだけ真剣になる空気。

その緊張感と一緒に、今日もお客様と向き合っていこうと思います。

明日から社会人になるあの子も、きっと大丈夫。

胃が痛くなるくらい真剣なんだから。

緊張できるって、実はちょっと誇らしいことなのかもしれません。



 
 
 

コメント


〒064-0820

北海道札幌市中央区大通西26丁目1−18円山アーク2階

011-212-1455

定休日:不定休
​9:00〜20:00

札幌美容室/​美容室ベア

bottom of page