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「知らないというだけで、人は怖くなる」


知らないことって、やっぱり怖い。


最近でいえば、コロナが流行り始めた頃がわかりやすい。

どんなウイルスなのかも分からない。

薬もワクチンもない。

「自分がかかったら死ぬんじゃないか」そんな恐怖が、世界中に広がったと思う。


人間関係でも同じことが言える。

同じ言葉をかけられて、同じ行動をされても、

相手がどんな人かを知っているかどうかで、体感はまったく違う。


知っている人に「おはよう、今日もいい笑顔だね」と言われたら、

素直に「ありがとう」と思える。

でも、知らない人に同じことを言われたらどうだろう。

それはもう、恐怖でしかない。



スポーツにも、社会にも、必ずルールがある。

そのルールを知らないまま、その場に行くのはやっぱり怖い。

全く行ったことのない国に、何の知識もなく行くのと同じかもしれない。

こうやって考えると、「知らない」という状態は、自分の世界を狭めて、恐怖を生む。

それは人生でも同じだと思う。


自分がどんな人間になりたいのか。

どんな人生を歩んでいきたいのか。

それを知らないまま、楽しく豊かになるのは、正直難しい。


実体験でも、そんなことを感じたことがある。

昔、カウンセリングの講師をしていた頃。

初対面の人もいれば、何度も会っている人もいる場で、

あえていきなりプレゼントを渡してみたことがあった。


すると、多くの人が「え?」と戸惑った反応をする。


でも時間が経って、僕がどんな人なのか、考え方や空気感を感じてもらえた頃。

講習の後半でお菓子を渡すと、誰も迷うことなく、自然に受け取ってくれた。

たぶん中身や内面を全部理解したわけじゃない。

ただ「この人は危険じゃない」そう感じてもらえたんだと思う。


でも考えてみてほしい。

外で、知らない人からお菓子をもらったら、怖くて食べなくないだろうか。


同じ行動でも、知っているかどうかで、意味はまったく変わる。

この世の中、知らないことなんて山ほどある。

それ自体は当たり前のことだし、悪いことでもない。


どれだけ物知りな大人でも、子どもたちの常識になっている

YouTuberやゲームの話には疎かったりする。

何を知っていて、何を知らないかは、それぞれの価値観や環境で変わるものだから。


ただ、「知らないこと」よりも、知らないという理由だけで、知ろうともしないことの方が、もったいないと感じることがある。


壁を作ったり、線を引いたり。

自分も含めて、きっと誰にでもある。

たとえば、なんとなく「海外は治安が悪そう」と思ってしまうこと。

間違いではないけど、正解でもない。

安全な場所を選べば、まったく問題ない国だってたくさんあるのに、

イメージだけで決めつけてしまう。


それは、自分も含めて、やっぱりもったいない。

だからこそ、偏見を持つ前に体験してみる。

チャレンジしてみる。その姿勢が大切なんだと思う。


ネットで見て「知っている」のと、自分で体感して「知っている」のは、

同じ“知っている”でも、まったく別のものだから。


サッカーを始めたいなら、サッカーのルール。

お金持ちになりたいなら、お金持ちのルール。

人を助けたいなら、そのためのルール。


自分が思い描く場所に行きたいなら、必要なことを、少しずつ知っていけばいい。

自分自身も、楽しんで生きていくために、これからもいろんなことにチャレンジして、

いろんな世界を知っていきたいと思う。


P.S.

これから事業をやろうとしている人は、税金のことだけは本当に知っておいたほうがいい。

知らないまま進むと、あとからまとめて痛い目を見ることになる(笑)。

これは、経験者として心からそう思う。




 
 
 

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