「生きててくれてありがとう」
- kakuwamasato
- 2月6日
- 読了時間: 3分
最近、こんな相談を受けました。
飼っている猫の調子が悪くて、手術をしても良くなるか分からない。
もし良くなったとしても、後遺症が残ったり、その後の生活が大変になるかもしれない。
手術をするかどうか、すごく迷っている、という相談。
僕自身も猫を飼っているから、人ごとには思えませんでした。
「自分だったらどうするかな」と考えてみたけど、正直、答えは出ませんでした。
頭の中では「こうするのがいいんじゃないか」と思えても、
いざその状況になったら感情が出てくる。
冷静な判断なんて、簡単にできるものじゃないと思います。
人間同士ですら難しいのに、人間と動物では、なおさら。
何を感じているのか、何を望んでいるのか、言葉で確認することができない。
猫が苦しむ姿は見たくない。
でも、それでも生きていることに意味を持たせるのか。
それとも、苦しい生活をさせるくらいなら、延命はせず自然に任せるのか。
これは、本当に答えが出ない問題だと思います。
議論しようと思えば、一生続くテーマ。
そして最終的には、「どの選択をしたか」よりも
その選択を、自分がどう受け止めていくかなんだと思います。
ただ、ひとつだけ。
これは正解だと思えることがあります。
それは、今を大切にすること。
この時間は、当たり前じゃない。
自分に何かあるかもしれないし、猫に何かあるかもしれない。
僕は毎朝、起きたら猫を順番に撫でて回ります。
そのとき必ず「生きててくれてありがとう」って声に出して言っています。
この子たちが元気でいてくれるから、安心して仕事にも行けるし、旅行や帰省だってできる。
時間は過ぎるし、生を持ったものは、必ず朽ちる。
これは自分では変えられません。
だからこそ、大切に。
毎日ご飯があると、好きなものを好きな量食べて、お腹いっぱいになったら残したりもする。
でももし「パンひとつで一週間過ごしてください」と言われたら、きっと大事に、大事に食べますよね。
それと同じだと思っています。
今の僕は、かなり幸せだと思います。
家族がいて、猫がいて、好きな仕事ができて、自分の店があって、
それを気に入って来てくれる人がいて、帰省すれば友達がいる。
この「当たり前」を、ちゃんと大切にしたい。
忘れないように、今を大切に生きたい。
よく「いつ死んでもいい」と言うんですが、これは誤解しないでほしくて。
今が辛いわけでも、希望がないわけでもありません。
むしろ充実してるし、健康面も気をつけて暮らしています。
「今死んでも、いい人生だったなと思える」という意味で言っているだけです。
死なないので安心してください(笑)
人生は、思っているより長く続くかもしれないし、想像より早く終わるかもしれない。
どんな結果になっても納得できるように、ちゃんと道を作って歩いていきたい。
今回の相談は、自分の生き方をリアルに考え直すきっかけになりました。
子どもやペットがいる人なら分かると思いますが、「自分が代わりになれたら」って思いますよね。
そうもいかないからこそ、ちゃんと受け止める覚悟も必要なんだなと、改めて気づかされました。
何度でも言います。
今日、今を大切に。





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