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「幸せそうだけど、真似したいとは言われない生活」

期待とのギャップが幸福を生む

三つ星レストランのシェフを雇って、毎日朝昼晩その料理を食べていたら、

最初の感動はどれくらい続くんだろう。

予約を取って、やっと辿り着いた一皿。

あの高揚感や満足感は、何日で「日常」になるんだろう。


きっと幸福が消えるわけじゃない。

ただ、基準になるだけだ。


人は慣れる。

良いものにも、恵まれた環境にも、簡単に。すると感動は薄れ、「当たり前」に変わる。


逆に、その人が昔好きだった実家で食べた普通の料理を口にしたらどうだろう。

味そのものより、思い出や安心感が幸福を連れてくるかもしれない。


じゃあ逆の話をしよう。

普段は特別じゃないご飯。

淡々とした日常を送っている人が、記念日や節目に食べる少し良い料理。

このときの幸福度は、かなり高く感じやすい。

なぜか。

期待、非日常、物語。

全部が揃っているからだ。


人は満たされると、感じなくなる。

少し足りないくらいのほうが、幸せを感じやすい。

幸福は、量じゃない。

期待とのギャップが生むものだ。


日常も贅沢も、基準は自分で決める。

お金を持っているのに不幸そうな人を、これまで何人も見てきた。

周りから見れば、欲しいものも環境も手にしているのに、どこか満たされていない。


一方で、何も持っていないように見える日が、不思議と豊かに感じられる瞬間もある。

豊かさは、外側にあるとは限らない。


それは、内向的な基準か、外交的な基準か、その違いかもしれない。

他人の評価や視線で決まる幸福。

持っているもので測られる価値。

それが外交的な基準。


自分の感覚で自分の時間を味わえるかどうか。

それが内向的な基準。


お金や環境があるから豊かなのではない。

自分を充実させられたとき、人は豊かになる。


車を買う、という話も同じだ。

車を買うこと自体に、実は大きな価値はない。


高級車に乗ってすごいと思われたい。

周りからの評価を得たい。

それは外交的な満たし方。


一方で、エンジンの音走り出したときの感触

ハンドルの重さ

走り心地

車そのものを楽しめる人は、内向的に満たされている。


誰にも見られていなくても成立する喜びだ。

どちらが正しい、という話じゃない。

大事なのは、自分がどこで満ちる人間なのかを自覚しているかどうか。


自分一人で楽しみや幸福を感じられない人は、一人じゃなくなっても、きっと楽しめないし、幸福も感じにくい。

誰かに埋めてもらう幸福は、どれだけあっても足りなくなる。

一人で立てる人同士だから、一緒にいても心地いい。

物も、環境も、人間関係も同じ。

盛りすぎない期待。

でも、希望は手放さない。

少し足りないくらいの余白に、幸福は入り込む。

期待とのギャップが、静かに、確かに、人を幸せにする。


僕自身は、人を喜ばせるのが好きだ。

誕生日や記念日はもちろん、なんでもない日にもプレゼントをする。

イライラしているときは、「好きなだけカゴに入れていいよ」と言って、喜んでいる姿を見て、自分のストレスを発散することもある。

バレンタインもホワイトデーも、結局どっちもあげる。笑

そんなつもりは全くないがお客様にもいつももらってばっかりと言われる。

個人的には僕の方がもらってると思えるくらいまわりにいろんなことを

もらってるし人ににかできる幸せを感じさせてもらってる。

だからそんなことないのに。っていつも思ってしまう。


自分の機嫌の取り方は、たぶん知っているほうだと思う。

日常の中で感謝もできるし、豊かさも感じられている。

自分でも楽しいし、幸せだと思う。

だから周りからも、「いつも楽しそう」「幸せそうでいいね」と言われる。


ここからが、少し面白い話。

僕の日々の生活を人に話すと、「そんな生活がしたい」と言われることは、

実はあまり多くない。

それどころか、「私には無理」「大変そう」と言われることのほうが多い。

この差、面白くないだろうか。

これがリアルだ。

自分の価値観と、人の価値観は違う。

僕の生活は、たぶん地味だ。

ある程度ルーティンも決まっているし、定休日も作らないくらい仕事をしている。

でも自分としては、やりたいことをやって自由な時間も取れていてちゃんと満足している。

それでも、周りから見たらそうは映らない。

それは全部、基準が違うからだ。

他人に価値を見出し続ける限り、本当に豊かになるのは難しいだろう。

価値を決める基準が外にあるうちは、どれだけ満たしても、足りない感覚は消えない。

日常も、贅沢も、幸福も。

基準は、自分で決めていい。




 
 
 

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