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「余白と不安と時々自信」


よし、今日は頑張ろう。

そんな気持ちになった日に限って、仕事は静かで、気合いの置きどころがなくなる。

人生って、本当にこういう“噛み合わない瞬間”が多い。


もちろん、思い通りにいかない時間もじつは大事で、

自分を整える余白だとか、準備のチャンスだとか、

前向きな言葉はいくらでも言えるし、頭では理解している。


けれど、正直に言えば、それは少し綺麗事だ。


つい昨日まで宮古島で過ごして、しっかりリフレッシュしてきた。

海と風に溶けるような時間の中で、「よし、また頑張れそうだな」って

静かにスイッチが入ったばかりだ。


…それなのに、帰ってきた翌日はまさかの鬼の暇さ。

11月が閑散期なのは分かっているけれど、平日の予約表のスカスカ感を目にすると、

どうしてもざわつく。

不安な時ほど、自分の本質ってよく見える。

普段は“基本ポジティブ”に見られるし、自分でもそう思っているけれど、

実際のところ、こういう静けさに放り込まれると最初に出てくるのは

不安や焦りだったりする。

「頑張りたい気持ち」と「動いてほしい現実」のあいだで、

ちょっと気持ちが浮いたような感覚になる。

そのまま落ち込むわけではないけれど、本音の部分では、不安のほうが一歩先に顔を出す。

でも、ここからが自分のクセなんだろう。

落ち込んで止まるより、“じゃあ今できることは何か”と

考えるほうに自然と切り替わっていく。

そして行動していくうちに、さっきまで大きく見えていた不安の輪郭が少しずつゆるんでいく。

もしかしたら、根っこはネガティブなのかもしれない。

だけど、そのネガティブがしっかりバネになってくれている。

ただ楽観的でいるより、この揺れがあるほうが、自分の足どりは案外ぶれないのかもしれない。


こういう“暇な時間”のほうが、逆に自分と向き合う言葉が出てきたり、見えていなかった改善点が浮かんだりするのも事実。焦る気持ちと、整っていく足元のギャップが、不思議とあとで効いてくることがある。


でも、それでもやっぱり気になる。

みんなはこういう時、どうやって自分を保ってるんだろう。

どうやって気持ちを立て直してるんだろう。

スイッチの入れ方や、考え方の整え方があれば本当に聞いてみたい。


とりあえず今日は、雑務と掃除に力を入れて、目の前のサロンをひとつずつ整えていこうと思う。焦りをゼロにはできないけれど、丁寧に積み重ねていれば、そのうちまた波は戻ってくると信じて。


頑張るぞおおおおおおおおおおおおおおおおおおお笑


ではまた


ree

 
 
 

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