「やらないほうが気持ち悪い──習慣の正体」

継続力って、実はそんなにカッコいいもんじゃない

想像してみてください。

• 1日歯を磨かずに過ごす

• ワックスやメイクをつけたまま寝て、翌日まで突入

• スーツのまま布団に入る

どれも一度は経験したことがあるかもしれませんが、

正直…めちゃくちゃ気持ち悪くないですか？

これが“毎日の当たり前です”っていう人がいたら、今すぐ見直したほうがいいレベルです。でもまぁ、そんな人はいない…と思いたいところですが。笑

「なんでそんなに続けられるんですか？」

お客様からよくいただく質問です。

どうやら僕は“継続力がある人”に見えるらしく。

結論から言うと、継続ってめちゃくちゃ難しいです。

最初の数日は特にきつい。

今までやってなかったことを急にやるんだから当然ですよね。

けど続けていくと、あるタイミングで“やらないほうが気持ち悪い”状態になるんです。

歯磨きしないで寝るのが落ち着かない、あの感じと同じ。

僕だって、毎日気分が乗ってるわけじゃない

たとえばブログ。半年間、毎日書いていますが…正直、

• 気分が乗らない

• 何を書けばいいかわからない

• とにかく今日はやりたくない

こんな日は普通にあります。

でも、やるんです。

やる気があるときにやるのは誰でもできますから。

しんどいときでも淡々と続けられたら、それはもう習慣になっていく。

朝の読書もそうで、眠いなーと思ってた時期が嘘みたいに、今は無意識で本を開いてます。半年前の自分には考えられないことです。

生活リズムを崩さないだけで世界が変わる

僕が意識してるのは、とにかく生活リズムを乱さないこと。

寝る時間・起きる時間は毎日同じ。

残業や飲み会で夜遅くなっても、朝は変えない。

もちろん休日も。

これだけでムラがなくなって、ルーティンが途切れにくくなります。

実は、続いてないことの方が圧倒的に多い

ここは誤解されやすいんですが、僕、“継続できなかったこと”の方が圧倒的に多いです。

「これ始めてみよ」→「あ、違うわ」→ 翌日には辞めてる

なんてしょっちゅう。笑

ただ、興味を持ったことにはとりあえず手を出す。

実際に触ってみて、続きそうなら続ける。

違ったらやめる。

この判断が早いだけなんです。

言い換えると、5個やって1個続けば十分。

やめることも大切です

興味のないことは続きません

これも大事なポイントで、僕がいいと言ったものを、そのまま真似してもうまくいかないことは多いです。

理由はシンプルで、興味がなければ続かないから。

だからまずは、ちょっとでも心が動くことに触れてみてください。

“ほんとに好きなもの”に出会えたら最強です。

好きだと「やらなきゃ」じゃなくて「やりたい」に変わる。

気づいたら勝手に集中してる状態になります。

嫌でも仕事に行けている時点で、あなたには継続力がある

多くの人が「明日仕事か…嫌だなぁ」と言いながら、ちゃんと朝起きて出勤していますよね。これ、実はすごいことです。

嫌なことでもやれている。

それだけの習慣の強さがすでにあるから、他のことだって絶対できます。

その先に、

• 楽しい仕事

• 楽しい生き方

• 自分らしさ

そういうものが見えてくるはずです。

千里の道も、一歩から

どんな道も、最初の一歩から。

短い時間でもいいので、まずは動いてみてください。

コツコツ、淡々と。気づけば景色が変わっています。