「あのとき、ちゃんと選んでよかった」と思えるように。
- kakuwamasato
- 7月14日
- 読了時間: 4分
選ぶって、しんどい。でも、それが人生。
—ムダも選択も、ちゃんと向き合えば“味方”になる話。
こんにちは!
毎日、選ぶことだらけ。
何着よう?
何食べよう?
今、これ買う? それともガマン?
SNS見る? 本読む? もう寝る?
正直、ちょっと疲れる。——けど、最近気づいたんです。
“選択の質”を変えるだけで、1日ってけっこう変わる。
ムダも完璧も気にしすぎず、“ちゃんと選んで生きてる”感覚こそがじつは心地いい。
1. ムダがあるから、充実がある
「ムダ=悪者」って思われがちだけど、僕はむしろ“必要”派。
ムダに遠回りした経験が、あとから「意味あったな」と実感できる瞬間を連れてくる。失敗も寄り道も、振り返れば栄養。
特に若い頃、毎日何の成果もなく終わる日もあったけど、今思えばそういう時間が“心の余白”になっていた気がする。
ムダを知ってる人のほうが、他人にも自分にも優しくなれる。
完璧を目指すより、“自分なりに納得できる日”を増やすほうが、人生は豊かになる。
2. 決めておくことで、心が軽くなる
美容師の仕事は体力も頭もフル稼働。だからこそ余計な判断は極力減らしたい。
道具の位置は固定
薬剤は先に準備
空き時間の使い方もパターン化
こういう“小さな仕組み”があると、肝心な場面でフルパワーを出せる。しかも休むタイミングも決めておくと、さらに効率アップ。
“なんとなく”の動きが減るだけで、疲れ方も全然違う。
あと、意外と見落としがちだけど、「自分のケア」も習慣化しないとすぐ崩れる。仕事が忙しいと、つい自分は後回しになりがちだから。
3. 人生を変える選択からは逃げない
すべてをルーティン化するのは無理。本当に大事な選択からは目をそらせない。
最近でいえば——車を買うかどうか、めちゃくちゃ悩みました(笑)。仕事・節税・リセール…考え抜いた末に「納得して選ぶ」ことが何より大事だと再確認。
他にも、家を買う、投資を始める、保険に入る、誰かと一緒に暮らす……
“考えたくない”ことほど、後回しにするとツケが回ってくる。
"選ばない"っていうのも実は選択の一つで、そこにはちゃんと責任がついてくる。
ストレスでも面倒でも、自分の人生を他人任せにしないこと。それが「大人になる」ってことかもしれない。
4. お金の使い方にも“選ぶ力”を
値段そのものより「これを買うには自分がどれだけ働いたか?」で考える——いわゆる時給換算。
5,000円なら、何分カットした? 何時間立ちっぱなし?
そうすると自然に優先順位が見えてくる。安いから得じゃないし、高いからムダでもない。エネルギーに見合ってるかで判断。
欲しいから即決、じゃなくて「これは本当に今の自分に必要か?」と一度立ち止まるクセをつけるようになってから、後悔がグッと減った。
自分が働いた時間や努力を“お金の価値”として体感できるようになると、自然と物の見方も変わってくる。
5. 時間だけは積み立てられない
お金・経験・信頼はコツコツ積み立てOK。でも時間だけは“繰り越し不可”。
1日の86,400秒は、使い切るしかない。
頭ではわかってるのに、人は“今日が永遠に続く”と錯覚しがち。だからこそ、1日の使い方を丁寧に選びたい。
特に大人になると、同じような日々が繰り返されて、気づいたらあっという間に半年、1年経ってる。カレンダーをめくるたびに、ちょっとだけ焦る。
「今が一番若い」って言葉、理解してるつもりでも、ほんとに体感してる人って少ない。
だからこそ、朝の1時間、夜の30分——たったそれだけでも、“自分のために使う時間”を意識的に確保していきたい。
6. 思い出は最大の投資
将来に備えて一生懸命働いたり貯金したり——もちろん大事。でも今、旅行に行ったり、子どもと全力で遊んだりする思い出は、計り知れない価値になる。
仕事ばっかりだったお父さんvs.たくさん遊んでくれて優しかったお父さん
どっちも“家族のため”なのに、イメージは天と地ほど変わる。子ども時代の記憶って、それくらい強烈。
そしてそれは、自分が死ぬときにも思い出す景色になる。
“働いた時間”より、“一緒に笑った時間”のほうが、人生の後半で思い出せる場面が多いんじゃないかと思う。
未来への準備と、今この瞬間を味わうこと。その二つを天秤にかけながら、今日も選んでいきたい。
おわりに
選ぶのは面倒だし、時に失敗もする。でも、選ばずに流された先に“自分の望む未来”はない。
ムダも休憩も完璧じゃない自分も、ぜんぶ抱えて“ちゃんと選ぶ”。それこそが、自分の時間を大切にするってこと。
選ぶって、しんどい。けど、選んだからこそ見える景色もある。
完璧じゃなくていい。今日も、自分らしく選んでいこう。
ではまた〜〜〜〜〜

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